仕上げのこと

仕上げや磨きの話しはこのブログでよく上がっていると思いますが。今回も磨きの話しをします。
金属の光沢研磨には大型のバフ(バッファー)や手元で使うリューター(ハンドピース)を使うと言うことはご存知の通りです。要所要所でバフ布やリューターポイントを変えて磨いていくのですが中でも比較的難しい研磨は凹面の磨きだと言われています。オーソドックスな物をあげると、スプーンや銀食器のサラダボールのような深皿なもの、コップなどジュエリーやアクセだと半球体のパーツ凹側ですとかデザインの溝の中などです。凸面は飛び出ている個所をバフ等で当てて研磨しフラットな面を目指していきます。変わって凹面は、磨きたい部分がフチより深く下がっています。ですからフチとなる部分を削ることなくフラットな凹面を目指すことになります。
凹にピッタリと合うバフ、リューターを使えば?と思うかもしれません。でも凹に合うバフを誂えるのは簡単ではありません。一番深い個所にバフが、リューターが、届かないなんて事は多々あります。さらにバフもリューターも磨きに使っていると擦り減って形が変わってしまいます。時には磨いては整え磨いては、、、なんて事もあったりします。スプーンやお皿などは半球体の面ではなく種類やブランド深さやカーブが違うのでバフの形頼りとはいきません。当たりの角度やバフの速度調整など必要になります。コップなどは棒状(長めの円柱状や三角錐状)のバフを突っ込んで磨きます。手仕事ですとバフが当たって研磨している所は目視できないので職人の手の感覚での磨くことになります。工房よっては長年のキャリアの積んだ職人にしか凹面の磨き仕事は作業させないなんて所もあるようです。
外食などでスプーンを見てこれを磨いたのはどんな職人だろうなんて思う時があります。

(2018.8.14[Tue])


壊れやすい

ジュエリーって
意外に壊れやすいものなんです。
ほとんどのジュエリーは金属でできていると思いますが、
使われている金属は、金、プラチナ、シルバー、ステンレス、チタン
あたりでしょう。
あと、アクセサリーだと亜鉛とかニッケルもありますね。
壊れやすいと言っても元は金属ですから塊の状態では結構な硬さと粘りが有ります
が、ジュエリーは繊細なデザインが施されたものですので細く伸ばしてあったり
曲げてあったりで強い衝撃は苦手になってるんです。
バングルやブレスレットの金具やヒンジ部分などは使いやすさも考えて有りますが、
やはりデザイン優先ですので扱いには注意が必要なものが多いですね。
修理で入ってくるものでも、これは仕方ないねというような壊れ方のものもあれば、
もうちょっと扱いに気をつけいただければというようなものまで様々です。
非日常を演出するジュエリー、扱い方もちょっと気をつけていただくと無駄な修理代
を払わなくて済みますし、いい状態で永くお使いいただけれると思います。
もし壊れてしまったら、接着剤などは使わずすぐ私どもの所に修理に出してください
ね。

(2018.7.27[Fri])


インゴットって?

 

金地金と言う言葉は普段はあまり見かけませんが、簡単に言えば金塊のことです。金地金はインゴットとも呼ばれ、昔から資産として流通してきました。そのため世界中で多くの金塊が作られてきましたが、
現在の投資世界で取引されるインゴットは、厳密な審査基準をクリアした物をインゴットと呼ぶんです。

(2018.7.5[Thu])



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