2011年04月

アンティーク・ジュエリー

アンティークジュエリーとは、正確にいうとその物が製造されてから、100年以上たったものを表します。
20世紀初頭のエドワーディアン様式の物や、第一次大戦後のアールデコ様式{1920〜1930年代}の物までは、厳密にいうところのアンティークではなくとも、美術的価値のあるものとして、一流のショップでは扱われています。
現代のジュエリーは、今の流行に合わせて作られており、殆んどの物は量産品です。
時が経つほどに価値が失われがちですが、アンティーク及びアールデコのジュエリーは少なくとも70年以上前に作られたノーブランドでありながら素晴らしい仕事でたっぷり時間をかけた、丁寧な仕上げが特徴で、時が経つほどに価値が認められてゆく物です。

アンティークジュエリーを婚約指輪に・・・。
ヨーロッパの中産階級以上の人たちの多くは、代々伝わるアンティークジュエリーを嫁いで行く娘や、婚約指輪にそれをプレゼントする慣習があります。最近では、英国のウィリアム皇太子が母親の故ダイアナ元妃の婚約指輪で、婚約者のケイト・ミドルトンさんにプロポーズしました。
日本でも、美智子皇后陛下が皇太子妃に自分の家に伝わるアンティークの指輪をプレゼントされています。
しかし、日本が豊かになって高価なジュエリーを購入できる人達が増えてきたのは、高度成長期を迎えた1960年代以降ですから、一般の家庭には親から子供へと伝えられるアンティークジュエリーが無いのいが普通です。

(2011.4.27[Wed])

驚きの発想

今回は少し趣向を変えて、本当にある変わった貴金属のご紹介です。

・金箔入り割りばし
 割り箸の間に金箔が詰まっています。パチッと割るとお料理の上に金粉がぱらぱらぱら。5膳セットが2個入りで4,515円

・プラチナ製PC
 ケースがなんとプラチナ製8,000万円 。熟練した職人があなたの星座を掘り込み、ダイヤをちりばめてくれるそうです。ゴールドバージョン6,000万円 もあります。

・エアージュエリー ダイヤモンド
 0,2カラットのダイヤが液体の中に入っているそうです。顔、体、髪、などに直接スプレーするとキラキラに。

・ソフトバンクとティファニーのコラボ携帯電話
 プラチナのベースにダイヤモンド計537個 合計18・34カラットがびっしり埋められた携帯 “1298万円” 10台限定販売して2個は上戸彩さんと樋口可南子さんにプレゼント。残りの8台は3日で完売。欲しい人はいるもんですね。

・純金のクリスマスツリー
 1.5メートル 21キロ 1億5000万円 ・・・

・1億円の鉄腕アトムフィギュア
 高さ97ミリ、重さ96.11グラム。ダイヤ10.89カラット。ルビー10.68カラット。エメラルド1.7カラット。胸を開くと中からハート型のルビーが現れるギミックつき。税込み1億500万円。

・ダイヤ270個 の鍋
 ドイツの高級調理器具メーカー、フィスラーが発表した、ダイヤ270個 合計13カラット 4,200万円のステンレス鍋
直径30センチ。 取っ手部分はK18 。買ってくれたらロールスロイスでお届けしてくれるそうです。

・重さ100キロの金貨
 直径53センチ、重さ100キロ のメープルリーフ金貨。地金代だけでなんと約3億5000万円。2007年にカナダで鋳造され、ギネス世界記録にも登録されています。 所有者(オーストリアの投資会社)の代表が詐欺容疑で摘発され、経営破綻し 競売にかけられスペインの貴金属商が3億6000万円で落札。

 どれもこれも誰が購入するのだろうかと思ってしまいますが、いるんですね買われる方。
値段もさることながら、その商品を作り出してしまう発想力と行動力に脱帽です。

(2011.4.12[Tue])


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