2012年01月

引越し

ついこの間、家の引っ越ししをしました。大した荷物も無いから…と思っていたのですが、荷造りを始めると意外とあるんですよね、荷物。普段しまい込んでいるアレやコレやが出てきて大変でした。良い機会だから使わない物達を処分しようと心に決めて始めたものの、ほとんど捨てられませんでした。「断捨利」なんて流行ってましたが、物を捨てるという行為は人によってはかなりの決断力がいるものです。
 そんな流れで引越し業者を探している時に目に留まったのは「不要になったジュエリー、貴金属の買い取りはじめました」という引っ越し屋さん。1社だけでなく結構あるんです。引っ越しのタイミングで不要になった家財道具を引き取ってくれる業者さんはいっぱいありますし、それは分かるのですが引っ越しでジュエリーを処分したくなる方っているんでしょうか?どれくらいの買い取り実績があるのか非常に興味があります。引っ越しだからいっそのこととジュエリーだろうと何だろうと手放せる人は少し羨ましいですかね。

(2012.1.31[Tue])

リサイクル

最近ショッピングに出かけると、修理、リフォーム致します。というお店をよく見かけるようになったと思います。これはジュエリーに限らず靴や鞄、など色々なお店で見かけます。
不景気のもあってエコやリサイクルの心がけが強くなったからだと思います。
テレビでも職人による修理やリホームの特集などやっているのを観たことがあります。
今の修理仕事に就くまでは、恵まれた時代、家庭に生まれたこともあって物が壊れたりしたら買い替えるという考えが当たり前で壊れたものは破棄していました。今となってはなんて勿体ない事をしていたとおもいます。
ジュエリーに関しては磨き直しのことすらしらず。サイズの合わないリング、切れたチェーンなども買い替えるものだと思っていました。
物が少なかく物を大切にしていた時代の人には壊れたら直す。ということのほうが当たり前だったと思います。働いて間もないころは親戚の叔父や叔母のほうが修理の事に詳しかったので自分を恥ずかしく思ったこともありました。
直すより買い替えるほうが安いという品物もよくあると思います。人間でも怪我したら治すのですから身の回りにある物もまずは直すという考え、リサイクルという考えを持って生きていくことはこれからもっと大事になっていくとおもいます。
みなさんはどうお考えでしょうか?

(2012.1.16[Mon])

ヒスイ

ヒスイは玉とも呼ばれ長い文化的歴史があり少し複雑な宝石です。
中国では4千年ともいわれる長い歴史の中で崑崙山脈の玉が古来から珍重されてきました
当時はネフライトやサーペンチンなどを含めて玉と呼ばれていたようです。
現在でも玉にジェイダイト(硬玉)、ネフライト(軟玉)のへただりなく玉は玉の概念です
しかし、1700年代になり当時のビルマ(ミャンマー)カチン州からジェイダイトがもたらされて中国での本当の「ひすい」の歴史が始まります。
中国では意外にもヒスイは産出しません、古来 中国では水辺に住む鳥のカワセミの羽根の多彩な色にたとえて ヒスイを「フェイ・ツェ・イ」と読んで来ました。
豊穣、子孫繁栄、隆盛、幸運のシンボルとして持ち主のお守りでもあります。

一方、欧州ではジェイダイト(硬玉)、ネフライト(軟玉)をあわせてジェードと呼んで
来ました。
アール・ヌーボ以降、東洋美やチャイニーズ・グッドラックの愛好家を魅了しています。
しかしジェイダイトと、ネフライトは別の鉱物種で繊維状組織の交差角度に違いが見られます。
日本では縄文時代から新潟糸魚川地方で良質の゛ジェイダイト(ひすい)゛が採れ
勾玉などが作られてきました。
今の中国での投資先としてヒスイの石が選ばれています、不動産よりも数倍も儲かると、言われているようです。

(2012.1.6[Fri])


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