2012年07月

宝飾文化の歴史

日本の装身具の歴史は世界の中でも特異なものです
縄文・弥生・古墳時代までは日本人は装身具をつけていました、これは他の民族と同じです。
しかし 古墳時代と飛鳥、奈良時代の境目で、突如として装身具が姿を 消しました
以後1200年間にわたり明治の初めまで、いわゆる装身具・ジュエリーを見ることがありません
日本の装身具の歴史に始めて登場するのは、耳飾り・腕輪・櫛などです、特に耳飾は環の一部に切れのある(けつじょう)耳飾りと環状耳飾りと呼ばれるものです
殆んどが石あるいは粘土製のものです、腕輪は食用の貝を利用して作ったもので貝輪と呼ばれています。また櫛も作られ動物の骨とか竹製で実用を超える装飾が施されています。
弥生時代に入ると青銅器が登場して装身具は青銅で作られた腕輪が登場します
この時代には玉類の初期のものが登場します、この玉は国産なのか海外から持ち込まれたものなのかハッキリとしていません。
古墳時代は3世紀から7世紀ぐらいの間で、この時期に朝鮮との往来が盛んになり、豪族を中心に国の形が出来始め、大きな古墳が作られるようになりました。
この古墳には死者とともに副葬品が埋葬され、多くの装飾品とジュエリーが出土しています。

(2012.7.30[Mon])

防犯というより意識

2012年5月13日に松坂屋名古屋店の「デビアス松坂屋名古屋店」で4908万円のダイヤモンド・リングが盗まれた事件は全国ネットで流れたので周知の事と思います。
以下抜粋
 閉店間際の後7時45分頃に「明日買いに来る商品を見に来た」と東南アジア系に見える40歳過ぎの男性二人組が現れ、女性店員一人が接客。午後8時の閉店時間を過ぎて二人が帰った後に同店で最も高額な指輪ひとつがなくなっているのに気が付き、8時25分頃に110番通報した。防犯カメラで確認すると、店員が目を離したすきに男の1人が盗まれた指輪に手を伸ばす場面が映っていた。
 驚いたのは盗難事件そのものというよりも、一流とされるショップで働く従業員がセキュリティの基礎知識を有していないということ。
『接客で宝飾品を見せる際は一度に一つずつにする』、『手を伸ばせば届く場所に複数のジュエリーをおいてはいけない』。これは小さくて高額な商品を扱う販売員が従業員研修で学ぶべき基礎中の基礎でしょう。もしこれが守られなければチームを組んだ泥棒の一人が販売員の目線を受け止めている隙に他の一人が今回のような犯行に及ぶことは難しくないですし。
 さらには“閉店間際”という宝飾店が狙われやすいと統計にある、従って多くのセキュリティ関連の本に記されているキーワードまでが揃っていたにも関わらず起きてしまっています。
 相対的に善意の人が多くて安全な日本にいるとセキュリティ意識も薄らぎますが、中国人観光客の国内における消費額は今後も増え続けるでしょうし、多くの中国人が街を闊歩すれば外国人犯罪者の存在は目立たなくなり活動がし易くなることに繋がるかもしれません。小さくて高額な宝飾品は運搬に便利なだけに外国人犯罪者に狙われやすいといいます。この手の犯行は続く傾向があるので注意したいですね。

(2012.7.11[Wed])

携帯電話

携帯電話が生活必需品になってどれくらいの年月がたったのでしょう?20年ぐらいでしょうか。最近では携帯電話よりスマートフォンを利用している方が増えてきたように感じます。インターネットも手軽に使えてますます手放せないようになってきましたね。
先日、学生時代の友人からフェイスブックの誘いがありました。しかし自分は普通の携帯でパソコンでもフェイスブックに登録しておらず。また今度、とメールで返事を返しました。手軽に友人、知人と連絡が取れる、調べものができるというのは本当にいいことだと思います。 ですがマナー違反とまでは言いませんがもう少し場をわきまえては使用しては?と思わせる人が増えてきていると思います。歩きながら、食事をしながら、人と会話をしながらなどなど。歩きながら携帯を見ている人は今にも何かにぶつかりそうで冷や冷やします。そんな光景が当たり前なってきた今「〜ながら」を注意する人をあまり見かけなくなりました。 電車の中ではほとんどの人が携帯を使用しています。こんな光景を毎日目の当りにしていると逆に何もせずボーっとしている人の方が少し怪しく感じるのは自分の気のせいでしょうか?携帯に集中している人の方が自分に無害と感じてしまいます。携帯の使用マナーも電源offからマナーモードへいつの間にか変わっています。生活の中で携帯のマナーが曖昧になってきているのかな、と少し考えてしまいます。
まあそんな事を言いながら自分も電車内では読書or携帯をいじる。のどちらかをしながら移動しています。確かに暇つぶし、調べものには便利ですよね。自分が携帯依存症と他人に言われないように節度を持って使用していこうかなと考えているこの頃です。

(2012.7.3[Tue])


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