オリンピック憲章とその細則では、金メダルと銀メダルはスターリングシルバー以上の銀製、銅メダルは銅製で大きさは60mm、厚さ3mm以上、そして金メダルは純金が6g以上被覆していることと決めている。 被覆・・・。つまり銀製品に金張りか、金メッキが施されている。
金メダルの重さは大会ごとに変化しています。 東京オリンピックの金メダルは88g、札幌では182g、シドニーでは210グラム、 長野では256gと、だんだん重量感溢れるものになっています。 今年行われたロンドンオリンピックの金メダルは前大会の北京の約2倍で410gこれは 夏季オリンピック史上最も重い。 ちなみに、冬季オリンピックではバンクーバーの576gが最高。
メダルはOCOG{オリンピック競技大会組織委員会}の責任で用意される。試作品や製造された全てのメダルはIOCに管理され余分が手に入る事はないが、長野オリンピックの漆塗り仕事を受けた地元の博物館に長野オリンピックのメダルが展示してあるので例外もあるようです。
IOC委員会で承認されたメダルのデザインの著作権はIOCが持つと決めています。どんなに有名なデザイナーであろうとも著作権は譲渡され発注者のものとされます。
|