2012年11月

使わなくなったアクセサリーの行方

みなさんは身につけなくなったアクセサリーはどうしているでしょうか?
ほとんどの方はそのまま放置していることが多いみたいですが少し勿体ない気がします。
石が付いていればそれを元に作り変えたり、金やプラチナならば持っているだけで財産にもなりますが、質屋さんなどで現金に換えるのもいいでしょう。
しかし、厄介なのはシルバーの製品です。単価も安いうえにシルバー製品自体買い取りをしていない質屋さんなどもあります。有名ブランド品でも数百円程度しかつかないことがほとんどでしょう。これは大量にシルバー製品が出回っていて質屋さんも在庫を大量に抱えていて、オークションなどでも破格の値段で取引されていることが原因にあげられるでしょう。数万円だして数百円にしかならない・・・少し割に合わない気がしますがこれが実情です(笑)
二束三文にしかならないならほしい人に譲って大切に使ってもらう方がいいかもしれませんね。

(2012.11.22[Thu])

GDPの35%をダイヤモンドが稼ぐ国


ダイヤモンドの主要産出国は何処?このように一般の方に伺うと、南アフリカというお答えが返ってくる事があります。いや、一般の方はあまり産出国に興味ないんですよね。でも今日は産出国のお話です。
もちろん南アは主要な産出国です。それはカリナン、プレミアローズ(ダイヤに付けられた名前)と言った著名ダイヤモンドが発見され、またデ・ビアス発祥の地である事など、同国とダイヤモンドを結びつけるテレビ番組などから印象づけられているからですかね。ただ、産出量から云えば、ロシアが第一であり、それにボツワナ、コンゴ(旧ザイール)、カナダといった国々が続きます。
他の産出国に比べてボツワナ産ダイヤモンドは比較的高品質で、大きな結晶が多く、売上げベースで見れば、世界最大の産出国(2011年の世界のダイヤモンド原石の総売上高およそ約1兆1421億円のうちボツワナの売上高約3096億円シェア27%で第一位)です。オラパ、ジワネング、レトラカンという豊かな鉱山を抱えるボツワナでは、現在GDP(国内総生産)の35%(!!)をダイヤモンドが稼ぎ出しています。
ジワネング鉱山開発のストーリーは、デ・ビアスによる発展途上国への投資が生んだ地域発展の好例として喧伝されています。デ・ビアスの調査チームによって有望なダイアモンド鉱床が発見されたのは、何もなかったカラハリ砂漠の一地域。ここに採掘のため発電所が作られ、使役提供者やその家族用にマーケットが、病院が、そして学校が建設され、近隣の街へと道路が敷かれました。砂漠に街が誕生したのです。
宝石を買うとき、そのルーツに想いを馳せるのは悪くないと思いますよ。

(2012.11.6[Tue])


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