2013年06月

 手切り

電気やオイルの世話にならず、工夫次第で自由自在に加工することができる工具、ヤスリです。何かを形作るときに使う事の多い工具ですが、当然ながらこの工具を作る仕事をしている方がいます。
 実に様々な製造工程を経て、私達の手元で活躍してくれるこのヤスリ。対象物を削るために表面に「刃」がならんでいます。これを「目」と呼びます。その深さ、間隔はヤスリの種類によって異なります。「目」を立てていくことを「目切り」といい、ホームセンター等でよく目にするものは機械で目を切ってある「機械切り」のヤスリ。これに対して職人の手で目を起こして作られたものを「手切り」と呼びます。機械では加工の難しい形状や生産ロットが少ないオーダーメイドに対して自在に応えられるのも手切りの特徴です。 ごくごく小さなものから、形状の特殊なものまで、 そのバラエティーは限りなく広がります。回転工具の先につけて使う、鬼の金棒のような回転ヤスリも手切りで目立てされていたりします。人の手仕事ですから、上手下手、クセや特徴が出るみたいです。
 精密なヤスリの目立ては、現在では機械切りの方が良いと言われますが、全てが機械でまかなえる訳ではありません。どんどん減っている手切りの職人さん。頑張って欲しいものです

(2013.6.24[Mon])

真珠の種類

アコヤ真珠
アコヤ貝を母体として養殖され、日本で生産される代表的な真珠です。
<カラー> ホワイトピンク・シルバー・クリーム・ゴールド・ブルーなど。
<形> ラウンド・セミラウンド・セミバロック・バロックなど。
<サイズ> 3〜9mm :真珠の中では小ぶりで、ネックレスに多く利用されます。

淡水{タンスイ}真珠
淡水真珠は湖水、河川などの淡水で育つイケチョウ貝から採れる真珠で、中国が主な生産地です。他の真珠と違って核がなく、真珠層のみで出来ているのが特長です。
<カラー> ホワイト・オレンジ・パープルなど
<形> 小粒のライス型が主流ですが、丸い大粒の型もある。
<サイズ> 3〜10mm :アクセサリーに利用される事が多い。

マベ真珠
マベ真珠は奄美大島以南の熱帯、亜熱帯の海域で育つマベ貝から採れる真珠です。「半径真珠」とも呼ばれ、珠型の物に比べて大きいが、大きさの割りに厚みがないのでペンダントトップなどに多く使われます。
<カラー> シャンパンクリーム・グリーン・ホワイトなど。
<形> 丸型が少なく、半円形が多い。
<サイズ> 10〜15mm :イヤリングやペンダントに多く利用されます。

白蝶{シロチョウ}真珠
白蝶貝から採れる真珠で、南洋真珠とも呼ばれています。オーストラリア・インドネシアなどで比較的に水温の高い、オセアニア・東南アジア方面で養殖されています。
<カラー> ホワイト・シルバー・クリーム・ゴールド・ブルーなど。
<形> アコヤ真珠に比べて巻きが厚く大粒で、ドロップ型やバロック型が多いのが特長。
<サイズ> 8〜15mm:ネックレス・ペンダントなどに多く利用されます。

黒蝶{クロチョウ}真珠
黒蝶貝から採れる真珠で、タヒチ・クック諸島・ニュージーランドなどの南太平洋の珊瑚環礁の島々で養殖され、黒蝶貝を稚貝から母貝に育てた後に真珠を養殖するので、真珠が出来るまで通常4〜5年かかります。
<カラー> イエロー・グレー・ブラック・グリーン・ピーコックグリーン・レッドなど。
<形> ラウンド・ドロップ・オーバル・ボタン・サークル・バロック・ケシ
<サイズ>8〜16mm:指輪やペンダントに利用されます。

(2013.6.13[Thu])

金貨について

最近は消費税アップなどの話しもあり、金を買う人が増えてきましたね。
金は財産になるので、金貨などをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
現在各国が製造、販売している金貨は、純度99,99%つまり24金、24Kの金貨です。
金貨にもいろいろ種類がありますが、ウィーン金貨やメイプルリーフ金貨などは有名ですね。特にメイプルリーフ金貨は財産として購入するための金貨に適していて、目減りしにくく、インフレなどにも強く、安全性などから資産形成がしやすいという優れた特徴があります。メイプルリーフ金貨はカナダ中央政府が保証しているため、他の金地金とは違って面倒な成分分析などをせずに、容易に換金できることが多いです。
メイプルリーフ金貨は流通量も世界bPでアクセサリーなどにも使われることがよくあります。お持ちの方がいらしたら身につけるアクセサリーなどにしてもいいかもしれません。
減るもんではないですし。

(2013.6.4[Tue])


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