現代の社会で貴金属として認識されているのは金、銀(シルバー)、プラチナの3つでしょう。 凡そ一般の市場に出回っているのは上記の3つに色んな割りがね・・・・ニッケル、銅、パラジウムなど等を混ぜて色や固さのバリエーションを作っている訳です。 ちょっと調べてみたら、上記の3つの貴金属はそれぞれが単一の元素で出来ていてどれも科学的にかなり安定している物なんです。ジュエリーにとって科学的に安定している事は人が肌に直接つける事を考えればうってつけなので選ばれるのも納得がいきます。 また最近、有名ジュエリーブランドでボチボチ採用されて来たのがチタンとステンレスですが、こちらはちょっと意味合いが違うようです。 チタンはやはり科学的には非常に安定している金属です。地球上に広く分布して存在してるんですが、金属塊として精錬するのが非常にコストのかかる金属なんですね。軽くて強く安定していると言う特性は、コストを度外視した武器や兵器に多く使われたり、またモータースポーツ、釣り、自転車等趣味姓の強い分野には馴染みの多い金属です。 まぁプレミアムな金属なのは間違いないですが貴金属として見ると、少々重さ(比重)が軽いのが今後どう見られて行くか興味がわく所です。 ステンレスは鉄にクロムやニッケルを混ぜて錆びにくくした合金です。 見た目はプラチナの様なやや暗い銀色ですが、合金の割合によっては刃物や食器等にも使われる程固く丈夫です。コスト的には貴金属に比べたら桁が2つくらい低くなりますが、科学的にもかなり安定してる金属なのでジュエリーにも良いんじゃないかと個人的には思ってます。 最後に金属ではないんですが最近よく見かけるのがカーボンファイバー。 男の子の喜ぶアイテムの中でも常に上位に来る物の一つですね。 クルマやバイク、自転車、飛行機の部品等々やはり趣味性の強い分野に多く見られますが、此れも10年くらい前はかなりプレミア物でした。 メンズのジュエリーに多く採用されてるのは上記の理由からなのでしょうかね? こうやって見ると、貴金属と言うだけあって手に入りにくい貴重な物がジュエリーとしても通用するのだと言えそうですね。 さて今後メーカーさんはどんな物を出して来るのか楽しみになりました。
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