2014年04月

合成ダイヤモンド

高圧合成ダイヤモンドは合成ダイヤモンドを作るための方法の1つです
まずは高圧発生装置が必要になります、何百トンから何万トンと言う大きな力を加えるプレス装置です、合成ダイヤモンドの場合は約5万気圧が必要です
最も身近にある高圧装置は自転車の空気入れになりますが,これはせいぜい数キロの圧力です、自動車修理工場にある油圧のジャッキでもせいぜい1000気圧が限界と言われる中で、5万気圧はとんでもない高圧です。
またその圧力に耐える、容器も必要なのですが、タングステンカーバイトという材料を使い、ピストンとダイというもので容器を作ります。
さらにこの容器の中を3000度以上の温度にしてダイヤモンドを作ることが出来ます。
材料となるのは黒鉛ですが、単独で高温高圧にしても簡単にはダイヤモンドになりません
さらにある種の金属を一緒に溶解します、その金属は鉄またはニッケルです
これらの金属は『金属触媒』と呼ばれます
現在では10カラットの結晶は生産でき、最大で34カラットのものも作られている
大型で高品質にダイヤはデビアスや住友電工で制作されています。
こんなにとんでもない圧力と高温な温度によって、合成ダイヤモンドは出来上がるのです
人類の技術は何百万年もの時かけて自然が作ったものを、数十時間で作ることを成し遂げている。

(2014.4.22[Tue])

金属

毎日毎日かなり多くのプラチナや金、シルバーなどをある時はヤスリで、またある時は研磨用の機械で削り落すわけですが、削り落したものはどうするのでしょう?
金やプラチナであれば、1グラムで数千円するものですから、当然ゴミ箱行きということはもちろんないわけで、ロスが出ないよう丁寧に回収しております。
例えば、ヤスリがけする際に使う机には、地金回収用の引き出しが付いており、その中に落とすことで、地金がなくならないようになっています。
また、特に金とプラチナが混ざらない用に、引き出しを別に使って回収している所が多いと思われます。
回収した貴金属は、かつては?次に作る作品の材料として再び溶かして使っていましたが、再生の仕方によっては、地金の品質が落ちる等のトラブルが起こったりするので、使わずに専門の地金分析業者に回して、高い純度の貴金属に再生して使う業者も多いようです。

1グラムで数千円ですからね、回収には気を遣います。
ヤスリがけが終わった時には、刷毛を使って、手に付着した地金を払います。
会社によっては、手を洗う際に、専用の予備洗いの桶があって、まずはそこで手に付着した地金を洗い流して、それから水道で手を洗うなどということもしたりします。

他の金属に比べて、比べ物にならないくらい高価な金属だけに取扱いには気を遣います

(2014.4.18[Fri])

増税前に・・・

いよいよ4月から消費税が5%から8%になりました
消費税だけでなく、これからはいろいろな社会保障なども上がってくるでしょうし、
たかが3%ですが毎日お金を使わない日はないですから、消費者にとっては苦しいかぎりです。
最近はよく「増税前に」という広告を目にしました
やはり、日用品や食料品が一番のネックですから、つい買いだめして無駄な出費が多くなってしまいますね。
物によっては、増税後の方が安くなるという話しも聞くので、冷静になって考えた方がいいかもしれません。
宝飾品に関しては、消費物とは違い資産にもなりますし、後から価値が上がってくる可能性もありますし、頻繁に買うものではないので、この機会に思い切って買いかえたり、リフォームしてみるのもいいかもしれません。
が、この記事を書いているときには4月になっていました。
高額な物になってくると、ホント笑えませんので・・・

(2014.4.3[Thu])


バックナンバー
©All Rights Reserved 2009 TAO & COMPANY Inc. Yokohama, Japan
Powered by HL-imgdiary Ver.3.00 Beta