2015年02月 |
17世紀ごろのヨーロッパには「カタコンベ」と呼ばれる地下墓地がありました。キリスト教徒たちの集団墓地(納骨堂)で、数は多くありませんが今でも残っている所があります。この墓地には「カタコンベの聖人」と呼ばれる全身を宝石や貴金属で装飾された骸骨が、ガラスケース等の中にさながら仏像のように安置されています。殉教者や聖人と呼ばれた人物がなくなった際に、土葬なりで白骨化させてから掘り返し、洗浄後に装飾したものらしいのですがこれが凄いのです。超大粒で色とりどりの宝石や金・銀・シルク、大小無数のパールなどでこれでもかと飾られ(骨に穴をあけて宝石を埋め込まれたり)もう「宝石まみれ」という形容しか浮かばないほど。ともすれば下品に見えてしまうような過剰な装飾は、信仰心を表す為や布教活動の一部としての作用もあったのでしょう。膨大なお金と人命を犠牲にして大仏様を金メッキでピカピカにしてたのと少し似ていますかね。 (2015.2.26[Thu]) |
みなさんはジュエリーをどうやって保管したり、持ち運んだりしていますか? (2015.2.19[Thu]) |
少し前のことになりますが。 (2015.2.12[Thu]) |
エンゲージリングとは、婚約指輪のことですが。 (2015.2.4[Wed]) |
|