2015年04月 |
先日、妻が着物の小物を買いに行きたいというので同行しました。 (2015.4.28[Tue]) |
お客さまからお預かりしたネックレスやブレスレットに、衣類の糸くずか絡んでいる事がよくあります。 (2015.4.24[Fri]) |
ロウ付け修理を致します。と切れたネックレスやリングを修理に持ち込むと店員さんから言われたことはありませんか? ご存じかもしれませんが、ロウ付けとは金属を接合する方法の一つです。母体の融点より低い融点のロウ材(合金)を流して切れた部分やパーツをくっつける方法です。はんだ付けでしょ?とよく言われるのですがロウ付けとはんだ付け違います。ロウ材は金には金ロウ材(18Kロウ、16Kロウなど)銀には銀ロウ(銀は2分ロウ、3分ロウなど)があり市販されているロウ材もありますが工房によっては自社でロウ材を調合し作っている所もあります。母体を溶融させずに接合することが出来るのが強みです。18Kには18Kロウでロウ付けするのが望ましいです。理由としては、純度の問題と母体とロウ材の色味の違いがあるということです。例えば、18Kのリングに14Kロウを流すと18K+14Kのリングになり厳密に言うと18Kでは無くなってしまいます。また18Kの割金の量と14Kの割金の量が違いますから色味が一緒になることはありません。母体との硬度も違ってしまいます。うっすらとスジやロウ材が流れた跡が裸眼でも確認できてしまいます。これをロウ目といいます。しかし18Kに18Kロウを流しても母体とは違う18Kなので高い確率でロウ目は出てしまいます。このロウ目を上手く隠すのが職人の技ということになります。パーツと多数取り付けるアイテムに最初から12Kや10Kなどでロウ付けすると後から取り付けるパーツのロウ材も低くなりロウ材の融点も低く近いものになるので組立がこんなになってしまったりします。母体を融かさないようにするのは当たり前ですがそこからどのような工程、手順、必要なパーツとロウ材を考えて作業することが大切になります。 (2015.4.16[Thu]) |
現在は宝石=ダイヤモンドと言われるほど定番となっている宝石ですが、宝石の長い歴史からみればダイヤモンドが現在の地位を占めるようになったのは、ほんの数百年前のことです。 (2015.4.9[Thu]) |
宝飾関係のお話ではありませんが。 (2015.4.2[Thu]) |
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