2015年08月

スワロフスキー

ラインストーンで有名な、スワロフスキー社。この「スワロフスキー」というのは、
チェコ生まれの創設者 ダニエル・スワロフスキーの名前からきています。
ハンドカットクリスタル職人の息子として生まれたスワロフスキーは、「国際電気博覧会」
に刺激を受け、ジュエリーストーンの研磨を精巧で正確に行うことの出来る機械を発明し
自動化に成功しました。
従来の手作業に比べて、一万倍もの速度でカットし生産することが出来るようになりました。
透明度の高いクリスタルガラスを作る技術とうまく結びつけ、この産業を成功させました。
硬い宝石と比較すると、カットする速度も速く、しかも安い素材での代用が出来るようになりました。

彼の功績がなければ、現在のコスチュームジュエリーやアクセサリーの人気はなかったかもしれません。

(2015.8.31[Mon])

ピアスを付ける意味

梅雨もあけて暑い日が続きますね、夏本番って感じです。
この時期は、男性でも女性でも髪を短くする人も多いのではないでしょうか?
なので、ピアスなどが活躍する時期ですね!!
現在では、男女関わらずファッションの一部として定着していますが、ピアスの歴史は以外に古いです。
一説では古代のヨーロッパやエジプトが起源とされ、映画などでも王族や貴族がよく付けているのを目にします。
古代では、男性の場合は身分を証明するための物だったと言われています。
海外では、子供の頃からピアスをする習慣がありますが、日本では文化の違いなのか、体の一部に穴を開けるというのが好まなかったのか、次第に廃れていってしまったようです。
ですが、明治時代あたりからオシャレが流行りだし、アクセサリーを身に付けるようになったと言われています。

ピアスは左右に付けられますが、それぞれ意味合いが違います。
右耳に開ける:守られる人(女性)、左耳に開ける:守る人(男性)
男性が付ける左耳のピアスには「女性を守る」という想いがあり、
「勇気と誇りの象徴」とされています。
女性が付ける右耳のピアスには「その想いに答える」と言った意味が、
込められ、「優しさと成人女性の証」と言われています。
現在では、そこまで気にしている人もいないですが、覚えておいて損はないです。

(2015.8.19[Wed])

ダイヤモンドの原産国って

世界で初めてダイヤモンドが発見されたのは、インドでした。それから長い間、インドはダイヤの主原産国として君臨してきましたが、時代と共にこの原産国も移り変わっていきました。なぜ主原産国が変遷したのでしょうか?その主な理由は、ダイヤモンドの採掘方法が新しい方法にシフトチェンジしたことにあります。当初、インドで行われていたのは「バンニング」という方法で、川の石を拾い集めて、その中から原石を探すという原始的な方法でした。その後、「パイプ鉱床からの採掘」「堆積(漂砂)鉱床での採掘」が行われるようになり、広範囲での採掘が可能になりました。

それにより、これまで発見されていなかった鉱脈が開発され、主原産国が移り変わり。
インドでの生産が行き詰まってきたころ、ブラジルで新しい鉱脈が発見され、約1世紀にわたり主生産国として君臨してきました。その後、アフリカで世界最大級と言われる鉱脈が発見され、現在でも世界のダイヤモンドの半数以上がアフリカで産出されています。また、ブラジルでは以前ほどではないものの、現在でもダイヤの採掘が行われています。

また近年では、カナダ・ロシア・オーストラリアといった国々もダイヤ原産国として注目されているんです。

(2015.8.10[Mon])


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