2016年03月

ホワイトゴールド(WG)が変色してしまった!?

ホワイトゴールドの商品は、ほとんどの割合でロジウムメッキと言われているメッキ加工されている製品なんです。
実はこれがホワイトゴールドの問題点でのあるんです・・・その理由は、ロジウムメッキを施してあるということは、どうしても使っているうちに、ぶつかったり傷ついたりして、だんだんその表面のロジウムがはがれてしまいます。そして、若干黄色味を帯びた地金の色が表面に現れた状態になってしまうんです。
ですが、この状態は変色したわけではなく、メッキが剥がれて銀色でない下地金が露出しただけですよ。
これを元通りにするには、もう一回ロジウムメッキをすれば新品同様になりますし、費用もそれほどかかりませんよ。

(2016.3.31[Thu])

クリスタルスカル

先日テレビの某番組でマヤ文明のクリスタルスカルの話が取り上げられていました。
クリスタルスカルは当時の技術では不可能な物と言われていてその謎を解明するといった内容でした。電子顕微鏡で表面の研磨後を見てみるとダイヤモンドディスクなど使い電気で動く研磨機で研磨したあとが残っていました。発表された1900年頃ドイツのイーダー・オーバシュタインで用いられていた技術とほぼ一致していることが判明されました。人の手で磨くとなると研磨あとが多方向に残ってしまうのですが機械を使うと一定方向の研磨後になります。電気がなかった頃の石の研磨はというと水車を使って研磨していたらしく現代のような細かな研磨が出来なかったみたいです。1つの面を何日もかけて磨いていたようです。時間的にも技術的にもマヤ文明の時代ではほぼ無理という結論に至っていました。1900年頃には電子顕微鏡はなく現代のように確実な情報が早く手に入る時代でもなかったようなのでイギリス人だった発見者はドイツの田舎の宝石研磨の街にクリスタルスカル作らせたのでは?と推測されているようです。この結果世界にあるいくつかのクリスタルスカルはすべて1900年以降に作られた物ということになりました。
技術の発展で色々な物事の事実が判明されるようになりました。個人的な意見ですが、クリスタルスカルはオーパーツと呼ばれていれば夢があってよかったのになと思いますが、作られた過程や工程など解明、発表される内容には好奇心をそそるものがあります。

(2016.3.18[Fri])

クリソベリル・金緑石

大英帝国の権威を世界に示していたビクトリア女王は、当時「不幸の石」として嫌われていた「オパール」を自ら身に着けて「幸運の石」として世に広めたり、アルバート公の葬儀の際、宮廷の人々に「黒玉」をつけて喪に服すことを強制したり、当時大流行していた
「カメオ」の生産を国内でするように命じるなど宝石への関心は非常に大きなものでした。
ルネッサンスや東方の影響を受けて、色石をふんだんに使うことが好まれ、アメジストやトパーズとともに「未カットのクリソベリル」が小さなダイヤ飾りの付いたカメオに取り付けられていました。

クリソベリルの「クリソ」はギリシャ語で「金」・「ベリル」は「緑柱石」の意味があることから、日本名は「金緑石」といいます。緑色、褐色を示しますが、最も一般的な色は
透明な「帯緑黄色」です。
アレキサンドライトとキャッツアイのどちらも「クリソベイル」の変種です。

(2016.3.9[Wed])

古銭とは

古銭とは、その名のとおり「古いお金」のことで、過去にお金として使われていたが、現在は使われていない貨幣や紙幣のことを指します。
材質は様々で、銅、銀、金など、有名どころでは銀貨や小判などがあげられます。
小判はもともと金で出来ているのでそれだけで十分価値はありますが、現在ではそれに付加価値がついてかなり高額になっているようです。
また、古銭にはイベントのために発行された物や記念コインなども含まれます。
近いところでは2020年の東京オリンピックでしょうか。
1964年ぶりとなる東京オリンピックですから競争率は激しそうですね。
64年の記念コインを調べてみると、高額で取引されているようなので価値が上がるのは明白ですね。
状態や流通流などにもよりますがいずれも非常に高額で取引されています。
つまり、今私たちが持っている貨幣や紙幣も数十年後には価値が上がる可能性があるということです。
なぜここまで人気なのか?それは人によって記念であったり、思い入れであったり、人それぞれ意見があるようです。

(2016.3.1[Tue])


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