2016年07月 |
(2016.7.28[Thu]) |
琥珀(こはく)とは、数千万年前に地上にあった樹木の樹脂が土砂などに埋もれ化石化したものを言います。 (2016.7.25[Mon]) |
ダイヤモンドの次にモース硬度の高い石がルビーとサファイヤです。ルビーの指輪という歌が昔はやりましたね。ルビーはコランダムという鉱物でサファイヤもコランダムで鉱物学的には同じ性質の石です。中に含まれている物質にクロムが入っていればルビー、鉄やチタンが入っているとサファイヤと呼ばれます。大きな違いは色なのです。ルビーは赤色で青色はサファイヤです。血のように赤いルビーをピジョン・ブラットと呼びとても希少で高価な石になります。赤色でも少しのクロムしか入っていないものはピンクサファイヤと呼ばれオレンジ色かかった物をパパラチヤと呼ばれます。ルビーとサファイヤは透明〜半透明な石です。ですが天然でできた石は必ずと言っていいほどインクルージョン(内包物やヒビ、気泡など)が入ってしまいます。完全に透明で色鮮やかといった場合は合成石と言ってもいいでしょう。ジュエリーに扱われている物には何かの処理が施されているのでルーペなどで見ない限りインクルージョンはそんなに気にならないかと思います。ルチルという針状の結晶が多く含まれると半透明になり、反射光が星状に見えることからスタールビー、スターサファイヤと呼ばれるようになります。宝石は透明度が高いほうが上質とされますが、スター効果はルチルの含まれる量などによって見え方が変わりますので天然で全く同じスターは出ないと思います。そう考えると半透明ながらもスタールビー、スターサファイヤは希少であり高価な石であると思います。宝石にも流行はありますが、ダイヤ、ルビー、サファイヤの人気や価値は変わらないと思います。個人的にはルビーが好きなのですが20カラットを超えるようなルビーは世界に数個しか存在していないそうで、大きなルビーをこの目で見て触ることが一生のうちに出来たらなと切に願っています。 (2016.7.13[Wed]) |
先日ジュネーブのサザビーズ・オークションにて15.38カラットのピンクダイアが、 円換算で34億円ほどで落札されたそうで,これは史上最高額なんだそうです。 (2016.7.2[Sat]) |
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