2017年01月

十字架ネックレスに込められた意味

ご存知の通りクリスマスはイエス・キリストの降誕祭。
思い浮ぶモチーフはほとんどの人が十字架(クロス)だと思います。アクセサリーにも良く使われるデザインですね。
実は、ネックレスはアクセサリーの中でも最も古い歴史を持っていると言われています。
古くは石器時代から存在したと言われていて、そんな時代のネックレスには石、動物の牙、魚の骨などが使用されていました。
現在では、ほとんどのブランドが多種多様な十字架デザインのネックレスを出しています。
「十字架」はイエスキリストが磔にされ処刑された道具で、人の罪のために死んだとされ、その3日後に復活したと言われています。
従って、十字架は復活の象徴と考えられ、十字架のネックレスにはイエスキリストに「守られている」「敬意を払う」「感謝の印」などの意味合いが込められています。

(2017.1.31[Tue])

ダイヤモンドは硬い

ダイヤモンドは建機やガラスのカッター、レコードプレイヤーの針に使われるなど非常に硬い宝石です。日本でもダイヤモンドは「金剛石」と言われることがありますが、名前が表す通り相当硬いのですね。
ダイヤモンドはその硬さゆえ、15世紀辺りまでは研磨ができず宝石として流通することはなかったそうです。では、ダイヤモンドはどのように研磨し、あの独特の美しいカットを生み出すのでしょうか?それは、ダイヤモンドをダイヤモンドで研磨するという究極の方法で、これによってさまざまなカット方法が編み出されたそうです。
婚約指輪に使われるダイヤモンドで多くみられるのが「ハート&キューピッド」というカット方法ですが、これは上下の双方からダイヤモンドをみると、片方はハートが並び片方には矢が並ぶという、ハートのキューピッドにちなんだカット方法ですね!

(2017.1.17[Tue])

ジュエリーパーツ

石付きの指輪やネックレスなどは色々なパーツを組み合わせて出来上がっています。パーツや箇所に名前がついています。まず指輪です。たくさんの石が着いている指輪を想像してください。まずセンター石(中石)があります。中石を取り巻いて留まっている石や横に留まっている石を脇石と言います。そして石を留めているパーツを「爪」と言います。指を通す本体のリングを「腕」と呼び腕の三分の一から石座に掛けてを「肩」、そして石座と下座の高さを出している部分を「腰」と言います。爪が石を抑えてちょうどクの字に曲がっている個所を「顎」と言います。指輪のパーツの名称には人の体と同じ名称を付けているのです。中石が頭で顎があって肩に下りて、と言った感じでしょうか、指輪を想像のしやすいように名前を付けたのでしょうね。
次にネックレスです。まず留め具です。色々な種類の物がありますが、Cの形でつまみを引っ張って開ける留め具を「引き輪」、フックっと呼ばれている留め具はパッと見が茄子に似ているので「ナスカン」と呼びます。ナスカンはカタカナ表記が一般的です。留め具と鎖を繋ぐ輪っかを「丸環」といいます。ちなみに諸説ありますが、管(くだ)ではなく形を表すので環状の環が正しい書き方です。そしてペンダントについているチェーンを通す輪、または▽状の物を「バチカン」と言います。これは三味線のバチに似ているからと言う説が多いみたいです。バチカンという国もありますがほぼ関係は無いとおもいます。指輪に比べてネックレスのパーツは誰が着けたのと言わんばかりの名称ばかりです。鎖にも小豆や魚の骨と呼ばれる形状の鎖があるくらいですから日本人のネーミングセンスは、、、と笑える話しですよね。

(2017.1.6[Fri])


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