2018年11月

宝飾用の机があるのは皆さまご存じでしょうか?
メーカーごとに形はもちろん違うのですが、基本的に道具を入れる引き出しとヤスリで削ったプラチナやゴールドの粉を入れる引き出しがついています。
現在使っている机は前任者から引き継いで使っているので、かなりの年数がたっています。
引き出しが大分擦り減ってガタついているし、時折引き出しの取っ手が抜けたりします。
その度に補修をして騙し騙し使ってますが、かなり限界ではあります。

机を替えれば良いように思われると思いますが、そこは一応職人の机の為、いろいろと不都合があります。
机の窪みが刻印を入れる時にやり易かったり、人それぞれの癖が机には詰まっています。
なので、買いかえればすぐ使えるというものではなくて、少し困ります。

買い替えたらいろいろと不便があると思うと、なんだかんだ直して使ってしまうのが、宝飾の机です。

(2018.11.15[Thu])

変色

ュエリーに使われる地金というと主にシルバー、金、プラチナがあります。この中でも最も変色しやすいのはダントツにシルバーで、日常的に身につけていても鈍くくすんだ色になったり黒っぽく変色してしまいます。
その原因は空気中に含まれる水分であったり、皮脂のわずかな弱酸性であったり様々です。使用後にクロスで拭き取ったり、軽く水洗いをしてしっかり乾かしてからしまうことできれいな状態を長持ちさせられます。

またシルバーは硫黄に反応して変色が顕著に表れるので、シルバー製品を着けたまま温泉に入ると真っ黒に・・・なんてこともあります。
少し前まで凹凸のあるデザインのリングやウォレットチェーンに部分的に変色させて渋みのあるいぶし銀のアクセサリーも流行っていましたね。

私たち職人もシルバーの変色には、特に梅雨の時期や雨の続く日にはいっそう気を配って取り扱っています。

(2018.11.5[Mon])


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