2019年02月

ブランド品

ジュエリーと言えば、やはりブランド品がお好きな方が多いと思います。
デザインの先進性がその魅力だとは思いますが、だからといって壊れないわけでは
ありませんね。
当然、ブランド品の修理も数多く来るわけですが、ブランドだけに修理も細心の注意が
必要です。
勿論、一番気をつけなくてはならないのは、ブランドの核ともいえる刻印です。
消してしまえば、ただの一般のジュエリーと変わらなくなってしまう為です。

サイズ直しなり、磨きなり気を使う事は多いですが、ブランドの仕事を頂けるというのは
やはりやりがいもあるように思います。
磨きなどの仕上がりには充分注意しなくてはなりませんが、失敗のないよう仕事を続けて
いきたいと思います。

(2019.2.19[Tue])

鑑定書と鑑別書の違い



宝石と聞くと、その証明として鑑定書や鑑別書を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか?
実はこの二つ、意味が全然違います。

鑑定書とは別名ダイヤモンドグレーディングレポートといい、4C「カット・カラット・カラー・クラリティ」の基準に基づきダイヤモンドをランクづけした結果をいいます。
つまり、ダイヤモンドの品質について書かれたもので、ダイヤモンドの鑑定以外には発行されないものです。

一方鑑別書は、宝石の大きさや形、その石が天然石なのか人工石なのかを科学的検査を行った上で発行されるものです。
またその石に、どのような処理がされているか、硬度・屈折率・多色性・重量とうが測定され記載されます。

鑑定書との大きく違い点は、宝石の品質や価値などを記載するものではないということです。
あくまで、その石が「どういう石」なのかを記載するものです。
ちなみに宝石でなくても極端な話し、その辺に落ちている石でも鑑別は可能です。

(2019.2.7[Thu])


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