2019年11月

先日ファストフード店での話しです。

テイクアウトの注文をしました。ところがほんの数秒先にテイクアウトの注文していた先客が大量注文をしていて自分の注文は後回しになり、結果商品が出来上がっているのにかかわらず商品をもらうのに15〜20分ほど待つことになりました。店員さんはキッチン、カウンター、ホールに各1人で計3名いました。カウンターの人がテイクアウト担当のようでホール担当の方は我関せずといった様子で何かをしている?手が空いている?といった状況でした。
マニュアル通りの接客対応と仕事分担だったのだと思います。自分も待つ事に関しては致し方ないと思っているので問題無い、仕方ないと思っています。ですが、手が空いているまたは少し余裕がある定員が手伝いに入ればもう少しスムーズに効率良く事が運んだのではないのかなと思いました。
ファストフード店に限らず仕事をしていく中でマニュアル通り、指示通りの働き方も大事ですが状況判断等で臨機応変に動くことも大事だと思います。近年IT、AIの発達により無人化ビジネスも発展してきています。マニュアル通り、指示通りの仕事に対して考えてみるとミスも無く低コスト、人間のようなコンディションや体調管理といった事の必要の少ないロボットに軍配が上がると思います。それでも人での対応が必要なのは効率が悪くてもマニュアルから外れても状況を考えて動けることだと思います。
弊社の様な修理、リホームの仕事ですと考えて対応するといった事がとても大事です。同じ様な商品だから毎度同じ対応で良いといった事はありません。使う人が違えば壊れ方が違います。購入したお店が違えば構造も違います。そういった気を回せる働き方も今後とも必要だと思い働いています。ロボットよりも職人に任せたい。と言われる様な職人一同でありたいと思います。

(2019.11.25[Mon])

ロマンティックな話でしたが

以前にハワイのキラウエア火山の噴火によって、空からペリドットが降ってきたというお話をしましたがこれは間違いだったようです。
溶岩が空に吹き出した時にペリドットを構成する成分が混じりペリドットが出来上がり降ってきたという話でした。
まぁよく考えるとそれに高圧とかの条件も必要になるのでこれはやはりデマでしょうね。
ではなんでペリドットが降ってきたか?
詳しい学者さんがおっしゃるには、キラウエア火山の地中にもともと含まれていたペリドットが今回の噴火で地上に現れたというのが真相らしいです。
なので空から降ってきたという可能性はゼロではないかと言うことです。
さてもう一つのお話。
天然石のジルコンと、人工石のキュービックジルコニア。
この二つは全く違う物です。
ジルコンには無色、青、褐色、黄色、緑など沢山の色がありますが、中でも無色透明なジルコンはダイヤモンドの代用品として使われ、安価な婚約指輪として売られています。そのため、ジルコン=安物のイメージがついてしまっていますが、実際は古代ギリシャ時代から装身具に使われていた宝石で、その時代ではジルコンの方がダイヤモンドよりも評価が高かった事を考えると、ある意味ダイヤモンドより貴重な宝石とも言えるのです。
キュービックジルコニアは名前が長いので短く略した呼び方がジルコンだと思われていますがこれも違います。キュービックジルコニアを作るのに使われる主原料がジルコニアという物質で、ジルコンと名前が極似しているのも間違いの元です。
最近ダイヤモンドのかなり良くできた人工物が出回り始めてますが、こういった誤解がないよう告知をちゃんとしないと、自らの首を絞めることになりかねないのでメーカーさんはしっかりしてほしいものです。

(2019.11.15[Fri])

財布の金具の修理

みなさん財布などの金具が壊れたことが一度はあると思います。
ファスナーやホック(ボタン)など頻繁に開け閉めするので長く使っていれば調整や修理が必要になってきます。
ファスナーに関しては一度壊れてしまうと交換になるケースが多いです。スライダーとファスナー両方交換になったりするので金額的にも結構かかってきますし、一度糸を解かないとといけないので素人には手が出ません。
一方、ホック(ボタン)に関しては一部の物は自分で直すことは出来ます。(分解しないと出来ないものもあります)
手芸店などで必要な工具や材料などが売っているので二千円〜三千円あれば道具が揃うはずです。
やり方などはネットで検索すれば簡単に出てきます。
直し方も簡単なので修理に出す時間などがない人は試してみてください。

(2019.11.8[Fri])

バフ研磨

研磨作業の時には、バフという機械を使います。
バフという機械は円盤状に切られた布の束をモーターで高速回転させ、この布に研磨剤を塗って指輪などを磨くものです。
布なので物を当てると、研磨剤の粉や擦れた際に出る布の切れ屑が飛散するので、通常はマスクをし、集塵機という機械を併用して粉じんを吸入しないようにしています。
集塵機というのは、掃除機の大型のもののような感じですが非常に多くの粉じんを吸い込んでくれるので、必要不可欠なものです。
中のフィルターに粉を吸着させて、外にきれいな空気をだしますが、フィルターの汚れかたが尋常ではないので、まめなメンテナンスが必要な機械です。
おかげで多くの粉じんを吸わなくてすむので、ありがたいことではあるのですが、掃除は残念なことにかなり大変です。

(2019.11.5[Tue])


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