革のジャケットは洗濯機で洗えるのか

何年か前に買った革のジャケットをタンスから出したら、カビだらけで真っ白になっていた、という経験はないでしょうか？ 購入してまもない物で、小さいカビがポツポツ程度でしたら、ミンクオイルを塗れば大丈夫だと思います。 カビが酷い物はクリーニングなどに出したりすると思いますが、費用が高かったり受け付け自体してくれないことも多いと思います。 カビにも根があり古いものになると、ミンクオイルでケアしただけだと暫くしたらすぐ生えてくる可能性もあります。 そこで「革は洗濯機で洗えないのか？」と思ったことはあると思います。 結論から言うと洗濯機で洗うことは出来ます。（一般的な牛革など） 現在では洗濯機で使える革用の洗剤などが販売されているため、そちらを使う方が経済的です。 ただ、洗濯機などで洗うと革に小キズやシワが入ったりすることは否めません。 シワなどはアフターケアなどでミンクオイルを塗ったりすれが最小限には抑えること出来ると思います。 簡単な流れでいうと 洗濯機で洗う→タオルなどで水気を取る（乾燥機はNG）→オイルを塗る→自然乾燥（数日から一週間位）→オイルを塗る　という流れです。　 「カビだらけでせっかく買ったのにもう着れない」となるよりは試してみるのも良いかもしれません。 革の中には洗濯出来ない物もあると思うので、最終的には自己責任でお願い致します。 （2020.2.27[Thu]）

インクルージョンについて

まず、インクルージョンとは宝石に含まれる内包物や含有物の事を言います。 では、何時インクルージョンが入り込むのか？とお思いに。 インクルージョンは宝石が結晶化する際や結晶化した後に偶然入り込んで 固まってしまったりして出来る物なのです。 なので、インクルージョンが有ると言うことは、天然の宝石である証拠なんですよ。 天然の宝石で１番有名な宝石はダイヤモンドですね。 そのダイヤモンドにも含まれているんですよ。 ダイヤモンドは、肉眼でインクルージョンや、曇りが少ないので高価な宝石の一つとされています。 では、インクルージョンが凄い天然の宝石は安いのか？という訳でもないんです。 例えば、美しい模様になった針状結晶や、宝石の中に昆虫が入っている物も インクルージョンの一種ですが、こういった宝石は希少なので高価な宝石として 扱われているんです。 ですので、インクルージョンは一概に悪いイメージばかりではないんですよ。 （2020.2.13[Thu]）

外資企業

外資の企業だと当たり前なんでしょうが。 あのティファニーがルイ・ヴィトンで知られるLVMHグループに買収されるとのこと。 買収総額は日本円で1兆7600億円！ 小さな国の年間国家予算に匹敵する額です。 今年の半ばまでに手続きを終える予定だそうですが大きな買い物です。 会長兼CEOのアルノー氏はティファニーの従業員に対し以下のメッセージを送ったそうです。 「われわれの目標は『ティファニー』がさらに成長できる理想的な環境を用意することであり、そのために長期的に投資する。ブランドの豊かなヘリテージや個性を尊重しながら、いっそう発展させていきたい」 また別のインタビューでは 「私は『ティファニー』を深く敬愛している。長い歴史を誇るアメリカのラグジュアリーブランドであり、そうした意味では唯一ともいえる存在だ。ブランドを次世代に向けて磨き上げるのは時間が掛かるものだが、米国で上場していると短期的に利益を出すことを強く求められる。もちろん私も利益を上げたいと思っているが、ブランドの魅力を最大限に引き出すには長期的な視点が必要だ。10年後にブランドがさらに発展しているようにするには何をするべきなのか。それをしっかり考えて行動すれば、利益は後からついてくる。経済的な成功はあくまでも結果であり、それが目標ではない」 と語ったそうです。 素晴らしいコメントですが、その通りに進んでいただければいいなと思います。 私どもの仕事にもメリットが生まれるかもしれません。 （2020.2.5[Wed]）

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