2021年03月 |
2021年3月、今年で東日本大震災から10年が経ちました。当時生まれた子は10歳に、10歳だった子供は成人に…この10年の月日の感じ取り方は人それぞれですが、 (2021.3.31[Wed]) |
ここ何年かは、仕事を遂行するうえでの環境負荷への配慮が課題となってきています。 (2021.3.29[Mon]) |
普段の仕事で私どもは様々な道具を駆使して円滑に作業を進めております。 (2021.3.18[Thu]) |
一時期レジンアクセサリー作りが流行していた時があります。百均でもキットが置いてあり誰でも手軽に楽しめるハンドメイドの手法になっています。 (2021.3.11[Thu]) |
ジュエリーの加工、修理の仕事の中で切る道具、刃物として糸鋸があります。鋸刃は主に厚みが1mm未満の物を使います。細かい仕事のですので厚みが0.18mm位の刃を使う事もあります。刃の形は木工に使うノコギリと同じギザギザの刃です。切断と言うからには切る作業なのですが鋸は包丁や鋏とは違い「削って切る」と言った作業になります。削ると言ったらヤスリでは?と思うかもしれません。実は鋸とヤスリの刃の形はほぼ同じ形状をしています。つまりは鋸の刃の集合体がヤスリと言う事になります。ヤスリも刃物の仲間なのですね。日本の場合刃物は刀から派生してできた物なので基本は引いて切ります。海外の刃物は刀身や自身の重さを利用して押して切ります。(諸説あると思いますがオーソドックスな説明として挙げています。)ですので鋸には押切、引き切りの概念があります。技法や工程によって押し引きが変わります。当たり前のことですが押切の刃は引いても切れません。逆もまた同じです。刃の形状によって削れる量が決まっているのでどんなに力を入れても一回の削れる量に変化はありません。力を無駄に入れすぎると地金が真っ直ぐ切れない、刃が折れるといった原因になってしまいます。刃の向きと形状を理解しながら使う必要があります。他にまだまだ鋸の刃と似た形状の切る、削ると言った道具があります。普段使っている刃物の形を観察してみると色々な発見があると思いますよ。 (2021.3.4[Thu]) |
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