2021年04月

七宝焼き

七宝焼きとは、金属素材にガラス質の七宝用の絵具を盛って
750〜950度の炉で焼き付けて装飾する工芸品です。
盛り方や温度によって模様感や色合いが変わるため、同じものは二度と作れません。
七宝の語源は、仏教の経典に「七つの宝物」金・銀・ラピスラズリ・水晶・シャコ貝・メノウ・真珠、この七つに匹敵するほど美しい事からこの名が付けられたと言われています。
日本では、江戸時代から、刀の鞘やつば、襖の取っ手などに装飾され
明治時代に入り、現在の様な光沢のある物の開発に成功しそこから一般的にも
普及したと言われています。

(2021.4.27[Tue])

現代のゴールドラッシュ



アフリカのコンゴで2月の下旬に土壌の90%近くが金という夢のような鉱山が発見さ 
れました。
コンゴの南部にあるギブ州ルヒヒ山と言うところで、一時は一攫千金を夢見た国民が
押し寄せ大変な騒動になったそうです。
そりゃぁそうですね、普通ならトン単位で掘り返した土や岩石の中に数gあれば良い
ものが、ザクザク採掘できるんですから。
そうなるとそれを強奪したりする輩が現れたりで社会秩序が乱れるのを危惧した政
府が採掘の禁止を命じ、登録された鉱夫のみを採掘作業に携わらせるようにしたそう
です。
近年では、武装グループが労働者に金の採掘を強制し、海外の密輸取引をするケース
が増加。その収益で武器を購入したり、戦闘者たちへの賃金を払ったりしていること
が報じられているそうで、いわゆる紛争材料そして知られているものの一つですから
ね。
それにしても、ちょっと羨ましい話ですね。

(2021.4.20[Tue])

さくら

桜といえば一番多くイメージされるのは「ソメイヨシノ」ではないでしょうか。限りなく白に近いピンク色をした淡く優しい色合いの花は、枝いっぱいに色づくも満開からおよそ1週間で散ってしまいます。枯れるではなく“美しいまま散る”のがとても印象的ですよね。
春の訪れを感じると、多くの日本人が桜の開花を楽しみにしていますよね。世界的に見ても、一つの花が咲くのを国中で待ち焦がれる事はあまり例がないのだとか。桜は日本の国花としても愛される、まさに日本の春のシンボルです。
桜の花言葉は「精神美」「優美な女性」「純潔」だそうです。「精神美」は日本人の品格の美しさを託した言葉ではないかといわれ、「優美な女性」「純潔」は桜の美しさからイメージされていて、まさに日本のヤマトナデシコをそのもののような花言葉ですね。

3月にもなると、桜をイメージした商品や広告が街中にあふれてきます。可愛さや儚い美しさに惹かれ、ついつい購入しちゃう人も多いのではないでしょうか。特にスイーツやコスメ、アクセサリーや香水など、桜は見て楽しむだけではなく食べたり身に付けたりしても楽しめるアイテムです。
桜の花を見ると春到来を感じてとってもワクワクした気持ちになります。桜の花びらのペンダントひとつでも身に付けるだけで、桜のもつ不思議な魅力を味えたりするのではないでしょうか。

(2021.4.13[Tue])


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